本殿保存修復工事に関わる
奉賛のお願い

謹啓

 氏神佐保大明神が鎮座されます当佐保神社は、遠く垂仁天皇の御代に創建され、奈良時代元正天皇の養老6年(722年)に、当地涌羅野ゆらの(現在の鎮座地)に奉遷されたと伝えられ、誠に由緒正しいお社であります。そして、地域の尊崇を得、北播磨の惣社として鎮座されています。

 さて、神社本殿はそれから幾星霜を重ね、幾多の天変地異を経て、江戸時代中期の延享4年(1747年)8月に再建されました。今年で276年が経過しております。
昭和40年(1965年)には当地方を襲った台風により本殿が傾き、その為に鉄骨支柱六本により補強されています。
直近の被災は昭和50年(1975年)の火災により屋根が罹災し檜皮より銅板に葺き替えしております。

 この補強改修工事から58年が経過しており経年劣化は避けられない時期を迎えております。この状況を鑑み、氏子総代による「本殿保存修復工事委員会」を設立し、氏子皆様の全ての賛同を得て、8年間の工事資金積立を開始して現在6年が経過しました。
昨年9月に入札を行い、工事業者『有限会社 大城戸社寺工業』が決定した次第です。2年間の工事期間を経て、令和7年3月末日に竣功祭を迎える計画です。

 つきましては、本殿保存修復工事の大願を立て、たかき佐保神社の悠久の弥栄いやさかを祈念しています。高齢化・コロナ禍により経済状況が至って厳しい折柄、皆様にご浄財をお願いしますことは、誠に心苦しく存じますが、格別のご理解を賜り、神社の再建することが、後々子孫の「大きな光明」となることと念じています。
 何卒この趣旨にご賛同を頂き、大願成就のため、特段のご協賛を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。

敬白

令和5年1月吉日

佐保神社 本殿保存修復工事委員会


宮司 神崎  壽福
責任役員 吉村  進吾
(社 地区)
責任役員 藤森  健
(加茂地区)
責任役員 小紫  正和
(福田地区)

工事名称 佐保神社
本殿保存修復工事
一般奉賛金 1口 金 五千円
(何口でも可能です)

お問合せは、社務所までお願いします。